とらのす -レビューと時々日記とか-

主に化粧品のレビューや日常のことなど、雑多に素直に書いております。

ダブリン滞在1年間のアイルランド備忘録 3

パート1、2と続いて、アイルランド備忘録3を綴りたいと思います。

 

www.toranosu.net

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アイリッシュイングリッシュ

 日本で学ぶ英語は基本的にアメリカンイングリッシュですが、英語の本場はイギリス。そのお隣の国のアイルランドの英語はイギリス英語寄り(綴りも)ですが、アイルランド訛りももちろんあります。

 

特に私が感じるのは、母音の発音の特徴。例えば、ダブリンの中でも訛りが強い地域の人だと「Monday→モンデー」「Bus→ブス」「Dublin→ドゥブリン」「Any→アニィ」など、ローマ字読みみたいな発音だったりします。日本人にとっては、アメリカ英語よりむしろ発音しやすいかも。

 

先生の英語はよっぽどクリアに話してくれるので聞き取りやすいですが、最初の1ヶ月間お世話になったホストファザーやホストマザーは真剣に何をおっしゃっているのかわかりませんでした。

 

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ホストファミリー唯一の癒し「(名前失念)」

 

訛りの強すぎるアイリッシュイングリッシュはちょっとあれですけど、軽い訛りのついたアイリッシュイングリッシュはむしろかっこいいです。Tの発音とか非常に好きです。語学留学を終えた後、アメリカ英語は未だに難しいですが、イギリス英語の方がまだまともに聞き取れる耳になりました。

 

ちなみに、とあるゲームのイベントでロンドンに旅行に行った際、帰りの空港シャトルで隣の席になったアフリカ出身のおじいさんにアイルランドで英語を勉強していると話したところ、「So, you study 'Irish English'」と意味深なニヤ顔で言われました。

 

あとはサウスパークでアイリッシュイングリッシュがいじられている回もあったり。英語話者の中では何かと取り上げられるアイリッシュイングリッシュ(とオージーイングリッシュ)のようです。

ちなみに日本人生徒がアメリカ訛りの英語を話して、アイリッシュの先生にいじられるシーンもありました。アイルランドにったら、アイルランド訛りで話しましょう笑

 

アパート・フラットの探し方

アイルランドでアパートやフラットシェアを探す場合、Daft.ieというホームページで自力で探します。不動産屋さんとか通す必要がなく、完全に個人で契約できます。

 

www.daft.ie

 

ここで、地区やレントの希望など入力して、たくさん候補があがるので片っ端からメール攻撃をします。数打ちゃ当たる方式でいきましょう。なぜなら、メールの返信率が非常に低いからです。私は13通程メールを送信して、返信を頂けたのがたったの2件でした。その中で奇跡的にフラットをゲットできたのが本当に幸運だったと思います。

 

返信をいただけた2件とも見学に伺ったのですが、最初はどちらもお断りされました。その後すぐ、片方の住民から「入居が決まっていた人が失業してしまい入居ができなくなってしまったので、住みませんか?」というメールをいただいて無事入居という流れに。

よく考えれば、言葉もろくに通じない、日本というアイルランド人にはそんなに身近ではない国の人間とまともにやり取りしてくれる暇な人なんて、そうそういらっしゃらないです。こんなよくわからない人間をよくも住まわせてくれて...今考えれば本当にありがたい話です。

 

ちなみに、Daftに記事を掲載・編集している人たちは実際住まわれている方のようです。

3人シェアのフラットに1人でも欠けてしまうと大変なので、Daftに載せる方も割と必死で住民を探すみたいです。私のフラットも普段2人の住民が散らかしていましたが、見学会の時はツルピカに磨き上げていました。私も窓磨きをしました。

 

ゲイ文化

私が最初に行っていた語学学校は、大学付属の語学学校だったので、大学施設を使ったり、サークルに加入することができました。私はゲームサークルとLGBTサークルに入りました。大学でオープンにLGBTサークルがある点をみると、アイルランドのゲイ文化は日本より進んでいるように思います。

 

そのサークルメンバーでシティセンターにあるゲイバー『The Dragon』に一度だけ行ったことがあります。学生の日があるのです。

サークルメンバーの学生たちはゲイバーに通い慣れているのでしょうが、私は目の前の光景が非日常すぎて未だに脳に焼きついています。そのカルチャーショックがとても楽しかったです。 

 

海外ドラマで見るようなダンスパーティー会場に派手なライトアップ、絵にかいたようなドラァグクイーンたち。若い男の子たちがその場限りの男たちと熱くキスと抱擁を交わしていきます。まるで、体の相性を値踏みするかのように次々と...。あまりの衝撃に私は多分真顔で直視していたことでしょう。サークルメンバーのあの純朴そうなイケメン男子大学生が、知らないベア系とキスしてる!!!

サイダーを飲んで多少酔っていましたが、その瞬間私の酔いは冷めました。こういう世界って、本当にあるんだ...!!

 

もちろんゲイバーなので、レズビアンの方もいらっしゃいました。私も顎を掴まれて品定めされましたが、どうやらお眼鏡にかなわなかったようですぐその場を去られました。それはそれでなんか悔しかったです。

 

また、私が滞在中、アイルランドでは「同性婚を合法化するか」の国民投票が行われたりしました。

 

www.sankei.com

 

期間中、YouTubeの広告はアイルランドの同性婚の是非に関するものばかりでした。

今現在のアイルランドの光景はどのようなものになっているのでしょう。少なくとも、バンクーバーのように日中堂々と出歩くゲイカップルは、当時見たことがありませんでした。

 

クリスマスと年末年始

 キリスト教の国だと当たり前のことなのでしょうが、クリスマスは日本と正反対です。

街が静まりかえります。お店もやっていません。むしろ1月1日は普通にお店がやっていたり。

 

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クリスマスのシーズンになると、ツリーやライトアップが綺麗でした

 

日本のクリスマスはビッグ商戦なので賑わいますが、アイルランドのクリスマスは本当に静か。普段はダブリンバスでブーブーうるさい道路も静まりかえり、歩く人の姿もほぼ見られません。世界に一人だけ取り残されたような、とても不思議な気分だったことを覚えています。

 

ちなみに、最近日本でコスプレイベントとして定着しはじめたハロウィーンは、アイルランド発祥の行事だそうです。アメリカじゃないんですよ!

 

有名なお酒とお酒大好きな国民

 アイルランドといえば有名なギネスビールがあります。真っ黒なスタウトです。

 

 

何度か飲む機会がありましたが、私はビールがあまり好きじゃないのでギネスもあまり好きじゃないです。泡が非常にきめ細やかでミルキーなのですが、味に結構癖があります。苦いというか、あっさりはしていません。ギネスは醤油とかよく聞きますが、醤油と思ったことはないです。

アイルランドでギネスを2、3度飲んだのですが、必ず泡が上に全部上がるまでお預けされます。ギネスをより美味しく飲むための常識です。サーバーさんが泡をみて、「よし!」と言えばやっと飲めます。日本でギネスを飲む人も、ジョッキに入れてすぐ飲まずに、白と黒が分かれるまでちゃんと待ちましょう!

 

ちなみにホストファザーはハイネケンを水のように飲む方でした。「イタリア人=パスタ」のように、「アイリッシュ=飲んべえ」というのが世界の通念のようです。

アサヒスーパードライはスーパーの世界のビールコーナーに普通に売っていました。

 

ギネスストアハウスという、ギネスビールのミュージアムがあります。ギネスを試飲できたり、お土産が買えたりギネス料理が食べられたりなかなか楽しいのでおすすめ。

 

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また、アイルランドで有名なお酒にBulmersのサイダーがあります。

 

www.bulmers.ie

 

ブルマーズのサイダーはアイルランドならどこでも売っていますが、なんか臭いのでそこまで好きじゃありませんでした。でも、みんな飲んでいます。私は別のサイダーの方が好きでした。

サイダーは本当にピンキリです。おいしいものを見つけるためにいろいろ飲んでみるのも楽しかったです。

アルコールが苦手な人は、度数2%のラドラーが、多分どこのスーパーでも手に入るのでおすすめです。甘くておいしい。

 

あとはなんといっても、アイリッシュウィスキーの代表Jameson

 

 

こちらも、The Old Jameson Distilleryというミュージアムがダブリン市内にあります。本当の蒸留所ではないのですが、蒸留設備のレプリカ?やウィスキーの製造過程がみられたり、ウィスキーの飲み比べや、ハイボールを1杯無料で頂くことができる楽しい施設。

 

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こちらでいただいたジンジャーハイボールの美味しいこと美味しいこと......。感動でした。ウィスキーってこんなに美味しいものだったのかと。

トリスの缶ハイボールを2口でシンクに流した経験がある私として、ウィスキーの常識を覆してくれる体験でした。

 

お酒好きな人にはもちろん、そんなに好きじゃないけど飲めるよ!って方にも、とても魅力的な国だと思います、アイルランド。なんと言っても、地元の人がお酒大好きですから!